横長のピーラーを使用 | 円筒形の皮むきユニットを使用 |
皮むき速度が速い | 皮むき速度が遅い |
カンナで削ったように滑らか | 彫刻刀で削ったようにデコボコ |
歩留まりが良い | 歩留まりがあまり良くない |
ドリップ(果汁の漏れ)が少ない | ドリップ(果汁の漏れ)が多い |
むく厚みを細かく調整可能 | むく厚みの調整が苦手 |
上記からもお分かりいただけるように、アストラの皮むき機は速く、むき上がり表面がなめらかで、歩留まりが良いなどあらゆる面で優れています。一般的な皮むき機に使用されている円筒形のユニットを使用せず、横長のピーラーを使用することで、このような優位性を実現しました。
ピーラー方式の方が優れているにも関わらず、それを採用した業務用皮むき機はほぼアストラ製しか存在しません。何故多くの皮むき機はピーラーを採用しないのでしょうか?
それはひとえに、「ピーラー方式の皮むきは機構的に非常に難易度が高いから」です。ピーラーの素材・角度・形状、さらには果物への当て方、その後の動き方など、思った以上に皮むき機は複雑な技術の上で成り立っています。ピーラー方式の皮むきは、それぞれの要素の絶妙なバランスが無いと実現することができないのです。
アストラは自動皮むき機関連の特許をいくつも取得していますが、そのどれもが、真摯に皮むき機に向き合って開発と改良を繰り返してきた中で生まれた技術です。数えきれない失敗と、お蔵入りしたアイデアの上でこそ生まれた技術だと自負しております。
「速く・美しい」皮むきにとことん向き合い続けた結果生まれたアストラの皮むき機は、有名パティスリー・コンビニ向けカットフルーツ工場・機内食製造会社など、高いクオリティを求められる現場で多数活躍しております。
皮をむくだけでなく、その先にある感動を皆様にお届けできれば幸いです。