「1日で100個ものリンゴを手むきしていて、他の作業に手が回らない…」
「柚子胡椒作りのために収穫期だけ人を雇っていたが、最近は人が集まらず高齢化も進んでいて将来が不安…」
食品工場や洋菓子店、小規模な加工場において、このような「手作業による皮むき」の負担に悩んでいませんか?
「手作業の皮むきは本当に重労働だよね。人手不足が深刻な今、このまま手作業に頼り続けると生産がストップしちゃうかもしれないよ!」
人手不足と人件費の高騰が続く中、工程の自動化(機械化)は急務です。しかし、「機械化したいけれど、数百万円単位の初期投資はハードルが高い」と導入に踏み切れない経営者の方も多いでしょう。
そこでおすすめなのが、国や自治体の「補助金」を活用して初期費用を大幅に抑える方法です。
カタログのどの機種が自社に合うのか、補助はいくら出るのか。中小企業省力化投資補助金のカタログ注文型から皮むき機を選ぼうとすると、まずここで迷います。登録されている4機種と製品ごとの補助上限額、申請の進め方を順に整理しました。従業員数の少ない小規模な店舗であれば小規模事業者持続化補助金という選択肢もあるため、その違いもあわせて示します。
現在の食品業界において、最も深刻な課題のひとつが「人手不足」と「人件費の高騰」です。特に洋菓子店や小規模な食品加工場では、限られたスタッフで製造から販売までを回さなければならず、アルバイトやパートの採用も年々難しくなっています。採用できたとしても、最低賃金の引き上げにより人件費はかさむばかりで、企業の利益を大きく圧迫しているのが現状です。
数ある製造工程の中でも、特に生産のボトルネック(進行の妨げ)になりやすいのが「手作業による皮むき」です。
例えば、洋菓子店の現場からは「アップルパイを作るために、1日100個ものリンゴを手むきしており、時間がかかりすぎて他の作業に手が回らない」といった切実な悩みがよく聞かれます。また、地域特産の柚子胡椒を作る加工場では、「30キロのコンテナで、1日に3〜5箱分の柚子の皮をすべて手作業でむいている」という過酷な状況も珍しくありません。
これまでは収穫の繁忙期だけ短期アルバイトを雇って何とか対処していた現場も、地域の高齢化に伴い「だんだん人が集まらなくなってきた」「将来が不安だ」という声が急増しており、手作業に依存した生産体制は限界を迎えつつあります。
こうした状況を打破し、将来への不安を払拭するためには、負担の大きい手作業を自動化(機械化)することが不可欠です。機械を導入すれば、長時間の単純作業からスタッフを解放し、新商品の開発や品質管理といった「人にしかできない付加価値の高い業務」に集中させることができます。
しかし、小規模な事業者にとって、自動化設備の導入は「初期費用の高さ」が大きな壁となります。「機械化の必要性は痛いほどわかっているが、資金面で踏み切れない…」と悩む経営者の方は少なくありません。そこでぜひ活用したいのが、次章で紹介する「補助金」という賢い選択肢です。
食品加工の自動化に使える補助金の中心は中小企業省力化投資補助金です。国が省力化に効果的だと認めた機器があらかじめカタログに登録されており、そこから選んで導入します。アストラの自動皮むき機も4機種が登録済みです。従業員数の少ない小規模な店舗であれば、小規模事業者持続化補助金という選択肢もあります。
補助金を使って最初に自動化すべき工程は「皮むき」です。皮むきは最も時間と人手がかかるボトルネックで、機械化すると工場全体の生産性が連鎖的に上がり、歩留まりの改善で原材料費の削減にも直結します。機種別の歩留まりは食品工場の歩留まり改善、現場の効果は大手食品加工場様の導入事例でご覧いただけます。
まず1つ目は、現在非常に注目を集めている「中小企業省力化投資補助金」です。この補助金の最大の特徴は、あらかじめ国が省力化に効果的だと認めた機器が登録されているカタログから、自社に合ったものを選んで導入する「カタログ注文型」であるという点です。カタログから選んで手早く導入するならカタログ注文型、皮むき以外の工程もまとめて組み替えるなら一般型、という分け方になります。
アストラの自動皮むき機(「大助」「匠助」「超助」など)も、このカタログ注文型の対象製品としてしっかりと登録されています。これは、国から「生産性向上に極めて有効な省力化機器である」と高く評価・認定された証拠です。さらに、アストラは本補助金の「販売事業者」として登録されているため、お客様と共同で申請手続きを行うことが可能です。複雑な申請作業を手厚くサポートできるため、安心して導入を進めていただけます。
なお一般型で申請する場合も、カタログ注文型のカタログに登録されているカテゴリに該当する製品は審査の際に考慮されると公式に案内されています。アストラの製品は「食品スライサ・カッタ」のカテゴリで登録済みです。ここに記載した数値は中小企業庁・中小機構の公式サイトに基づくものです。申請前に必ず最新の公募要領をご確認ください。
| 比較する点 | カタログ注文型 | 一般型 |
|---|---|---|
| 選び方 | カタログに掲載された省力化効果のある汎用製品から選ぶ | 現場の設備や事業内容に合わせて設備導入・システム構築を組む |
| 申請の形 | 販売事業者との共同申請 | 自社で事業計画を作成して申請 |
| 補助上限額 | 製品ごとに設定(全体では最大1,500万円) | 従業員規模に応じて750万円〜8,000万円 |
| 補助率 | 1/2(一律) | 中小企業は2分の1、小規模企業者・小規模事業者および再生事業者は3分の2 |
| 申請できる時期 | 随時 | 公募回ごと。第8回は2026年8月中旬に公募開始、10月中旬に締切予定 |
| アストラ製品の対応 | 4機種がカタログ登録済み(製品ごとの補助上限額は後述) | 皮むき工程を含めた設備の組み合わせで申請 |
カタログ注文型の補助率は事業者規模にかかわらず一律1/2です。補助上限額は従業員数に応じて次の通り定められています(2026年3月19日の制度改定後の金額)。
| 従業員数 | 補助上限額 | 大幅な賃上げを行う場合 |
|---|---|---|
| 5人以下 | 500万円 | 750万円 |
| 6〜20人 | 750万円 | 1,000万円 |
| 21人以上 | 1,000万円 | 1,500万円 |
上の表の右列は、大幅な賃上げ(事業場内最低賃金を3.0%以上、給与支給総額を6%以上増加させる計画)を行う場合に補助上限額が引き上げられる特例を適用したときの金額です。要件の詳細は、申請前に必ず最新の公募要領でご確認ください。補助率(1/2)だけで単純計算すると、自己負担の目安は次のようになります。
| 設備の価格 | 自己負担の目安(補助率1/2) |
|---|---|
| 300万円 | 150万円 |
| 500万円 | 250万円 |
| 800万円 | 400万円 |
| 1,000万円 | 500万円 |
この表は補助率だけで計算した目安です。実際の負担額は対象となる経費の範囲や補助上限額によって変わります。
▼ 登録されている製品カタログ(公式サイト)はこちらからご確認いただけます。
中小企業省力化投資補助金 製品カタログ
2つ目は、「小規模事業者持続化補助金」です。これは、従業員数の少ない小規模な事業者(商業・サービス業なら5名以下、製造業なら20名以下など)を対象とした補助金です。
販路開拓や生産性向上のための取り組みを支援する制度であり、地域の洋菓子店や小規模な加工所が、卓上型の自動皮むき機「瞬助」などを導入する際に非常に多く活用されています。数千万規模の大型補助金に比べて申請のハードルが低く、地域の商工会議所のサポートを受けながら進められるのが大きなメリットです。なぜなら、小規模な店舗でも「機械化による新商品の開発」や「作業時間短縮による販路拡大」という明確な目標を立てやすいからです。
今回ご紹介した2つの国主導の補助金に加えて、各地方自治体(都道府県や市区町村)が独自に実施している補助金・助成金が存在するケースも多々あります。
これらは「地域内の産業振興」や「設備投資への支援」を目的としています。地域によって内容や募集時期が大きく異なるため、アストラですべての制度を把握することは難しいのですが、国の補助金よりも申請ハードルが低い場合もあります。お住まいの地域の自治体ホームページや商工会議所で「機械導入に使える独自の補助金はないか」とぜひ一度確認してみてください。
どちらの補助金が自社に合っているか、一目でわかる比較表を作成しました。規模や目的に合わせて最適なものを選びましょう。
| 補助金名 | 主な対象者 | 特徴・メリット | おすすめの機械例 |
|---|---|---|---|
| 小規模事業者持続化補助金 | 小規模事業者 (洋菓子店、小規模加工場など) |
申請ハードルが低め。 販路開拓や生産性向上に広く使える。 |
卓上型ピーラー「瞬助」 |
| 中小企業省力化投資補助金 | 中小企業全般 (食品工場、セントラルキッチンなど) |
カタログ注文型で手軽に選べる。 販売事業者との共同申請で安心。 |
大型/高速ピーラー「大助」「匠助」「超助」 |
補助金を活用して設備投資を行う際、「どの工程から自動化すべきか?」と悩むかもしれません。アストラが強くおすすめするのは、「皮むき工程」の自動化です。その理由を3つのポイントで解説します。
食品加工の現場において、皮むきは最も時間と労力がかかる最大のボトルネックだからです。
例えば、洋菓子店でのリンゴの皮むきや、加工場での大量の柚子の皮むきを機械に任せることができればどうなるでしょうか。これまで皮むきにかかりきりだったスタッフの時間がごっそり空き、盛り付け、仕込み、あるいは新商品の開発など、他の付加価値の高い作業にすぐさま取り掛かることができます。つまり、一つの工程を自動化するだけで、工場・店舗全体の生産性が連鎖的に向上するのです。
手作業の皮むきでは、人によってむく厚さにバラつきが出たり、疲労によって食べられる部分まで分厚くむいてしまったりする無駄(ロス)が発生しがちです。
アストラの自動皮むき機は、特許取得技術により、多少形がいびつな材料でも表面だけを薄く綺麗にむくことが可能です。これにより歩留まり(可食部の割合)が飛躍的に向上し、貴重な原材料の廃棄ロスを最小限に抑えることができます。原材料費が高騰している昨今、歩留まりの改善は利益率のアップに直結するため、非常に大きなメリットとなります。
「皮むきは熟練のスタッフじゃないと綺麗にできない」という常識も、機械化によって覆ります。アストラの皮むき機なら、入ったばかりのアルバイトスタッフでも、ボタンを押すだけでプロ顔負けの均一で美しい仕上がりを実現できるからです。
また、アストラのブレード(刃)でむいた表面は非常になめらかで、果汁のドリップ(液漏れ)や変色を防ぎ、鮮度を長く保つことができるという特長もあります。「高齢化で皮をむける人がいなくなってきた…」という現場の深刻な人手不足も、機械という文句を言わない即戦力を導入することで一気に解消できます。
お客様の加工場の規模や、取り扱う食材のサイズ・処理量に合わせて最適な機種をご提案します。ここでは、特におすすめのモデルをご紹介します。
「KA-700H 瞬助」は、リンゴ、キウイ、柚子、桃など20種類以上の小〜中型食材に対応したコンパクトタイプの皮むき機です。
本体重量は約6kg、卓上に置ける省スペース設計(幅270mm×奥行き300mm)のため、狭い厨房やバックヤードでもすぐに導入できます。処理能力は1時間に約400個と非常にスピーディ。特許取得技術により形の悪い材料も美しくむけ、表面がなめらかなため果汁のドリップ(液漏れ)も防ぎます。「小規模事業者持続化補助金」を活用して導入される洋菓子店様や小規模加工場様に最も選ばれている大人気モデルです。
「KA-750PM 大助」は、パイナップル、メロン、マンゴー、カボチャなど大型の果物・野菜専用の皮むき機です。
硬い皮にも負けない新開発のブレードを搭載し、従来の筒型カッターと比較して約150%もの高い歩留まり(パイナップルで約60%)を実現しました。貴重な食材のロスを劇的に減らし、コストダウンに大きく貢献します。オプションで芯抜きも同時に行えるため、大型食材の処理に悩む工場に最適です。
カタログ注文型は、カタログに登録された製品ごとに補助上限額が決まっています。アストラの製品は2026年8月時点で4機種が登録されており、製品カテゴリはいずれも「食品スライサ・カッタ」、対象業種は製造業・卸売業・飲食サービス業・小売業・宿泊業です。
| 製品名 | 型番 | 省力化製品番号 | 補助上限額 |
|---|---|---|---|
| 高速電動ピーラー匠助 | FAP-1001 | PD-00001359 | 1,000,000円 |
| 電動ピーラー大助 | KA-750PM | PD-00001383 | 425,000円 |
| 電動ピーラー恵助 | KA-1250 | PD-00001378 | 400,000円 |
| FAP-3000 超助 | FAP-3000 | PD-00001987 | 販売事業者へお問い合わせください |
4機種の登録内容は、公式カタログの取り扱い製品一覧でご確認いただけます。
| 機種名 | 特徴 | 主な対応食材 | 処理能力(目安) |
|---|---|---|---|
| 瞬助(KA-700H) | 省スペースな卓上型。小〜中型食材に万能。 | リンゴ、柚子、キウイ、桃、トマトなど20種類以上 | 約400個/時 |
| 大助(KA-750PM) | 高い歩留まりを誇る大型機。 ※省力化補助金カタログ登録 |
パイナップル、カボチャ、メロン、マンゴーなど | 約250個/時 (※パイナップル) |
| 匠助(FAP-1001) | 超高速処理。セントラルキッチン向け。 ※省力化補助金カタログ登録 |
リンゴなど | 約1,200個/時 |
| 超助(FAP-3000) | パイナップルに特化した専用機。皮むき・芯抜き・排出までを自動で行う ※省力化補助金カタログ登録 |
パイナップル | 約450個/時 |
実際に、手作業の限界を感じてアストラの皮むき機(匠助)を導入されたお客様からは、次のような喜びの声をいただいています。
【導入前】
毎日大量のリンゴの皮を手作業でむいており、作業がまったく追いつかず、スタッフは日々残業を余儀なくされていました。
【導入後】
機械化したことで皮むき作業が格段にスムーズになり、残業が完全にゼロに!空いた時間で作業者が別の工程を担えるようになり、工場全体の生産性が劇的に向上しました。今後、急な増産の注文が入っても、現在の体制のまま余裕で対応できると安心しています。
補助金は申請すれば必ずもらえる(採択される)わけではありません。審査を無事に通過し、スムーズに機械を導入するための3つの重要なポイントを解説します。
補助金には必ず「公募期間(締め切り)」が設定されています。申請には必要書類の準備や事業計画の策定に時間がかかるため、「機械を導入したい」と考えた段階ですぐに情報収集を始めることが重要です。自社が対象となる補助金のスケジュールを把握し、余裕を持って準備を進めましょう。
申請時に提出する事業計画書では、「機械を導入することでどれだけ現場の課題が解決されるか」を具体的にアピールする必要があります。「手作業にかかっていた時間が○時間削減される」「浮いた人員を別工程に配置し、生産量が○%アップする」といった具体的な数値を盛り込むことで、採択される確率が格段に高まります。
初めての補助金申請を自社だけで進めるのは、書類の作成や手続きの面で非常にハードルが高いです。そのため、早めに機械のメーカーや、地域の商工会議所などの専門機関に相談することが成功のカギとなります。
アストラでは、「中小企業省力化投資補助金(カタログ注文型)」をご利用の際、販売事業者としてお客様と共同で申請手続きをサポートいたします。また、「小規模事業者持続化補助金」などその他の補助金をご利用される場合でも、申請に不可欠なお見積書の迅速な作成や、カタログ等必要資料の送付をスムーズに行っております。「どの機械を選べばいいかわからない」「補助金の要件に合うか相談したい」という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
補助金申請をご検討中なら、まずは普段お使いの食材で皮むきの性能と効果をご体感ください。実際の現場環境で無料でお試しいただけます。操作はセットしてボタンを押すだけです。